確定申告とは

確定申告とは

確定申告とは?よく聞く言葉ですよね。でもあまりよくわかっていない方も多いかと思います。実際は確定申告とはどういうことでしょうか?

 

さてご存知のとおり、税金にはいろいろな種類があります。たとえば、消費税、固定資産税、などなど。そのうちの「所得税」につきまして、ある年の1月1日から12月末日までに得た所得に対し税を計算して、申告・税金を納付しなければならないのですが、その際におこなう手続きのことを「確定申告」と呼んでいます。

 

もう少しこれを具体的に述べますと、確定申告とは下記のようになります。

・法人が、その法人の約款により規定された年度を課税期間として、同期間の所得算出を行い税務署へ提出し、法人税の額を確定すること

・個人や法人が、消費税の金額を計算して税務署へ申告、納付税額を確定していくこと

・個人が収入、支出、家屋の新築、売買、リフォーム、盗難、火災被害、医療費、寄付などから所得を計算し税務署に提出した申告書から所得税を計算し納付額を確定すること。

それでは、確定申告の対象者とは?と聞かれて、まず思いつくのは、個人事業主ではありますが、サラリーマンの場合でも確定申告が必要な例えば下記のようなケースがあります。

・医療費控除を受ける人

・住宅ローン控除を初めて受ける人

・給与における収入が2000万円を超える人

・年の途中で退職し年末までに再就職せず年末調整が受けられない人

・副収入(年金・配当・不動産、など)が20万円を超える人

・複数の企業・組織・会社から給与を受け取っている人

 

確定申告をしなくてもよい人とは

・所得がない人

・会社員(源泉徴収により個人で申告せずとも納税している)

・所得控除の額が所得よりも多い人

 

確定申告とは?にて申告の時期も気になるかと思いますが、これは毎年2月16日〜3月15日までの期間です。なお、個人事業者の場合は消費税と地方消費税の申告と納税の「期限」は3月31日となっています。

 

ちなみに、所得税の金額よりも源泉徴収の金額が多くなっており、税金の還付を受ける人の場合には、2月15日より前でも申告書を提出することが出来ます。

 

なお、万が一確定申告を行った後に、誤りや申告内容への変動があった場合には、更正の請求もしくは修正申告を行います。

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